13の理由が完結したので、ファイナルシーズン各話ごと振り返ってから愚痴を言う。②
シーズン4各話振り返りその②です。
前後編にしたかったけど、6話重たすぎて、6話だけで胃もたれしたので7話以降また後日書く。。
前半に引き続き個人的な感想だらけですが、お付き合いいただけたらこれ幸いです。
↓前半のゴミレビューはこちら↓
#6:木曜日
学校では銃撃事件に備えた演習が行われる。
突然ロックダウン態勢を知らせる校内放送が流れる中、
クレイたちは、タイラーの居場所がわからずうろたえる。
この回かなりダメージが大きいです。
過去シーズンでも刺激の強い回は本筋に入る前に注意メッセージが入っていたのですが、シーズン4はこの回で初めて登場しましたね。
#5で横暴ドライビングで車ごとどんがらがっしゃんしたクレイとザック。
To be continued...みたいな形で終わったのですが、#6は救命講座中にそれがフラッシュバックするクレイのシーンからはじまります。
結局あの事故で車が大破するけど二人とも大事には至りませんでした。
大事には至らなかったけどさーーーなんかさーーーこのくだりのクレイ、まじで腑に落ちなくありませんでした?
ザックの車ぶち壊したのはクレイだよ?しかも、ザックの方がケガしてんだよ?謝りはしてたけど、全然腑に落ちなかったよねー。
そんな中であらすじにある通り、「銃撃事件に備えた演習」が始まります。
ただ、これ完全に予告なしに始まったので生徒たちは本当に事件が起きているかもしれないという恐怖と戦うことに。
生徒たちの、「いつもの演習とちがう」という発言、めちゃめちゃリアルというか、国の違い感じましたね。。ハードモードスクールライフ。。
各々、身をひそめながら自分がすべきことをぐるぐる考えます。
緊迫した状況だからこそ、どのシーンも切り取りたいレベル。
どれも大切で重要なシーンですが、ここはタイラーとモンティの妹エステラのシーンが一番印象的だったかなあと。
2人はここまでお互いにお互いを避けていたので、初めて交わされる二人の会話はとても大切でした。
暴力で解決することをどう思うか、暴力に任せようと思ったことはあるか、タイラーへ問うエステラ。兄がしたことへの罪悪感と、タイラーがブライスを殺し、兄を冤罪にかけたのではないかという疑念。
タイラーは正直に「やりかけた」と答えます。そして「でも友達に助けられた」とも。
このときのエステラの涙、こんなの誘われざるを得ないじゃない。
エステラはここでタイラーに救われたんじゃないかな。
こんなに人間力たかたかっぷりを発揮しているタイラーですが、裏側でトニーやクレイに犯人の疑惑をかけられています。最近様子がおかしかったし、銃に詳しい=タイラーなので。
タイラーちゃん、、まじ不憫、、
ちなみに姫ロード爆走中のアレックスがチャーリーと結ばれるのもこの事件がきっかけなのですが、ここはみんなチャーリーに惚れると思うので見てほしい。チャーリーほんとうにこのシーズン通して心のオアシス。
そんな中クレイはどう過ごしていたかというと、ブライスとモンティの亡霊とともに過ごしていました。
まさに今、死と隣り合わせな状況にいて死の恐怖を感じているクレイ、その恐怖をすでに経験しているブライスとモンティ。
二人とたーくさん話し合っていたところ、クレイが身を潜めている部屋のドアをたたく音が。
悩みに悩んだ末、誰かが助けを求めているかもとクレイは教室を飛び出します。
そんなクレイを見つけて校長室へ連れ込む校長先生。ここで、訓練だったことがようやく判明します。訓練じゃなかったら死んでたぞ、とお告げして、クレイを残したまま部屋を出る校長先生。訓練でしたーの放送で、いつもの日常へ。
戻るわけがございません。
クレイさん、全然納得いきません。
そもそもクレイさんにとっては日常も平和とかけ離れていますし。
校長先生への訴えの言葉、ひとつひとつが本当に心の底からの叫びで辛辣でした。
これで僕らを守ったつもりか?
僕を安心させたいなら
学校に金属探知機もカメラも警官も持ち込むな
お前たち大人が僕たちを殺しているんだ
追いつめて死を覚悟させたかった?
訓練なんかしなくても毎日恐怖を味わってる
死を実感させるより生きさせてくれよ
クレイが言っていることは何も間違ってないし、実際この訓練は生徒たちに何らかのトラウマや傷を作ってる。
感情がキャパオーバーしてしまって警官に取り押さえられたクレイは、パニック状態となってしまい、そのまま精神病院へ送られることに。。
いや、まじで重たい。。
学校側のモチベーションが「生徒を守る」だったのは
本当に嘘じゃないと思うんですけど、
この学校はいちいちそのアプローチを間違えますね。。
非常に胸糞の悪い訓練でございました。。
ちょっと書き疲れたから6話だけで今日は失礼いたします。。