28歳独身社内ニートのブログ

映画やドラマなど、好きなものを紹介します。

しんちゃんと共に育ったからこそ伝えたい、映画クレヨンしんちゃん名作五選

 

今回はクレヨンしんちゃんで育った人間の独断による

せめてこいつらは見てほしい、

映画クレヨンしんちゃん名作五選

について書きたいと思います!

 

大好きなんですクレヨンしんちゃん

今のパジャマもしんちゃん柄のパジャマなくらい好き。

 

 

 

教育上よくないと思われがちなしんちゃん。

教育ママが「自分のことも名前で呼ぶようになったら困る」

って仰ってるのを実体験したときはもう、

ノイローゼ起こすかと思った。

 

違うのよ。ママ、聞いて、違うのよ。

こんな生活密着型アニメ避けちゃだめなのよ。

 

ということで、以下わたしがおすすめする映画TOP5です!

最近動画配信系でも無料で見れたりするのでね!

お時間見つけてぜひ見てください!

 ※ネタバレがあるかもしれない

 

 

 

 

第5位 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード(2003年)

劇場映画シリーズの11作目。

 

ひょんなことから指名手配犯とされてしまった野原一家が

ドタバタ劇を繰り広げながら逃走を続ける、

だって、家に帰ったら高級焼肉があるんだから!!!!

みたいなアクションコメディーです。

 

ひょんなことってなに?しらねえ。

 

そんくらいの理解力でも十分楽しめる映画。

とにかくテンポがよい。我が家では何回も観ました。

観すぎて弟の特技が「ヤキニクロードの暗唱」になったほど。

 

ギャグのおもしろさもさることながら

舞台が熱海ということで、実在スポットがわんさか出てくる。

決戦のステージを秘宝館にするあたりさすがすぎない?

だからPTAに嫌われるんだよ、大好き。

 

とにかく笑いたいときにおすすめ。

ヒッチハイクのシーンとか有名ですね。

 

ちなみに映画シリーズは敵組織の名前がトンチキなのも

魅力のひとつなのですが、本作の敵組織は「有限会社スウィートボーイズ」でございます。

 

一番好きな組織名は

ケツだけ爆弾のUNTI(ウンティ)

 

 

 

第4位 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年)

 劇場シリーズ9作目

 

説明いらないくらい代表作ですね。

毛嫌いしていた方々を「あれ、ええやん。。」とさせた作品。

 

元々はアニメで放送された「母ちゃんと父ちゃんの過去だゾ 1」という回の

構想ネタから発展して、映画を作るに至ったそうです。

 

20世紀博が開催され、ファミリー層が訪れる中

こどもたちより大人の方が夢中になって

懐古を繰り返すうちにこどもに戻ってしまう、平成はどうなるの?というお話。

 

子どもひろしが、自分の足の臭いで我に返るシーンが有名ですね。

文字だけでみるとわけわかんねーなこれ。全然泣けなさそう。

 

個人的に好きなのは

ようちえんバスを乗り回す逃走劇ですね。

好きなんですよ、マサオくんが調子に乗ってあとで痛い目見るパターン。

 

f:id:sayumpap:20200507174108p:plain

痛い目見る前のマサオ

 

オトナになった今、考えさせられますね。

しんちゃんがなりたいオトナになれてない、ごめん。

 

本作の敵組織は「イエスタデイ・ワンスモア」

ボスキャラはジョンレノンそっくりのケンです。

そこカーペンターズちゃうんかい。

 

 

 

第3位 ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年)

 

えっちなおねいさんにマッサージしてもらってたら

自分がロボットになっちゃってた?!というところから始まります。

*1

 

これあれっすよ、もう、しんちゃんの名作じゃなくて

SF映画の名作。クローン映画の手本。

 

肩書だけで名作ってわかるんですけど

  • 映画シリーズ初のひろしフォーカス作品
  • チーフPは臼井先生の担当経験を持つ中島かずきさん
  • 湯浅正明さんがヘンダーランドぶりに絵コンテを担当

 

もうポスターですでにしんどい。

 

f:id:sayumpap:20200507175136p:plain

 

ロボットだけど、中身はとーちゃんだもんね。

野原ひろしの記憶がそのままコピーされてるんだから。

 

ロボとーちゃんを受け入れて、楽しく過ごす野原一家ですが

人間とーちゃんとロボとーちゃんが対峙する場面、どっちがとーちゃん?となるわけですが

ここはさすが、史上最高の5歳児しんちゃん。

どっちもとーちゃんなんです。選ばない。

 

夫婦愛がゆえに、みさえは人間ひろしに再会できて喜ぶのですが

このときしんちゃんは、ロボとーちゃんのそばにいるんですよね。

そしてこのとき、みさえに選ばれなかったことによって

初めて自分がクローンであることを痛感する。

辛い。

 

ロボとーちゃんの始まりと終わり、ぜひ見届けてください。

そしてエンドロール。めちゃめちゃ泣けるから最後まで見てほしい。

夫婦の愛、親子の愛、ひっくるめた家族の愛

すべて存分に描かれてます。

 

この作品の敵組織は「父ゆれ同盟」

涙返せ。

 

 

 

 

第2位 暗黒タマタマ大追跡(1997年)

 

しんちゃん好きって人はみんなこれを言う。

これを言うからこそ「わかってるじゃん」が出る。

 

そう。そうなの。

 

でもわかって。

これほんっとにいいの。

 

なんか、ダイバーシティとしてなのかな。

この作品を機にオカマって表現がしんちゃんの中で

めっきり使われなくなっちゃったんですけど

二次元の世界くらいいいじゃんって思っちゃうんですよね。

というかオカマって表現気にする人に限って

LGBTQへの許容狭い人くらいじゃない?って思っちゃったりしなかったり

 

まず敵組織のテーマソング

聴いた瞬間耳から離れない。アンセム

 

ヤキニクロードと近いかな、ギャグ感強めでありつつ

なんでこの映画が大切かというと

しんのすけが兄になるまで」を描いた

最初で最後の映画だから。

 

ひまが生まれるまでってアニメでもたくさん描かれていて

この時期のしんちゃんってやっぱ貴重なんですよね。

 

兄になる責任感と、妹への嫉妬。

どの回とか思い出せないけど、ひろしが

「1にひまわり、2にひまわり

3,4がひまわり、5もひまわり!」

みたいなこと言いながら、ひまにデレるシーンがあって。

それを盗み聞いてしまったしんちゃんの顔が忘れられないんですよね。

 

もうそういうのってさすがに描かれないじゃないですか。

いやまあたまに「ひまばっかずるいゾ!」

ってほっぺプクーするしんちゃんに安心する自分もいるんですけど。

それってもう「シロはいいよなあ、犬で。」と同じベクトルじゃん。

 

話逸れちゃった。

まあ、そういうしんのすけが見れるってわけです。

 

そんなしんのすけを見届けてくれ。

そしてオカマトリオと中村玉緒を見てくれ。

 彼らの組織名は「珠由良ブラザーズ」

声に出したい組織名殿堂入りですね。

 

 

 

第1位 ヘンダーランドの大冒険(1996年)

 

譲れない。

絶対譲れない第一位。

 

全部好きなんですよ。これが一番独断。

ちなみに原作者の臼井先生が直接関わったのは

これが最後の作品みたいです。 

 

そもそもキャラが最高じゃん?

トッペマのテーマソング最高じゃん?

好きじゃん?

 

好きって語りすぎたのか、

学生時代、バイト辞めるときに社員さんから

ヘンダーランドのDVDをいただきまして

今でも定期的に鑑賞しております。

 

そもそも、アニメの方で時々放送される

ホラー回が大好きなんですよね。

ネネちゃんのウサギとかも最高に好きで。

 

f:id:sayumpap:20200510222537p:plain

 

そんな人間にとってはヘンダーランドってホラー要素がふんだんなんです。

ずっとなんか雰囲気が怖い。チカゴロ、ナンカ、ヘンダー。

 

おすすめシーンは

親子の入浴シーンです。

みさえとひろしのマリオネットが

当時ははちゃめちゃにトラウマでした。

お父さんとお風呂入るの怖かったもん。

 

そんなホラー要素もありつつ、

ス・ノーマン・パーを撃退するために

おしくらまんじゅうでおしっこかけて溶かしたり

しんちゃんらしいお下劣さは顕在であることも好きなポイントですね。

 

そもそもキャラクターも曲も全部すばらしすぎるんですよね。

トッぺマの曲もヘンダーランドのテーマソングも

幼稚園の頃から歌い続けてる。最高。

 

これに関しては組織名とかないのかも。

ヘンダーランドそもそもがそれだもんね。

とにかく大好き。94分で終わるから観て。

お願い。めっちゃ不気味だから。

 

 

 

 

以上、私的かつ普遍的トップ5でした。

今からだって遅くない。観ましょう。

 

観てないでマウント取っていいのは

かまいたちの山内だけ。

 

知らねえでマウント取っていいのは

ICEBARNのFORKだけ!!!!

 

 

ではまた。

 

*1:ひろしの名誉のために付け加えますが、

しんちゃんと戯れていたところぎっくり腰になったのが原因