これからの日本のネトフリ作品へ期待を込めて星4つ。「今際の国のアリス」
ずっと気になっていた「今際の国のアリス」が先日やっと配信開始されましたので早速視聴いたしました。
キャストは豪華だし、プロモーションがっちりしてたし、ネトフリの偉いさんが「日本のネトフリ作品にもこれからは期待していきたい。今際の国のアリスはそのきっかけになる作品だ(めちゃ意訳)」みたいなこと記事で言ってたし。キャスト豪華というか、こいつが脇役で出てくる作品は気になる、みたいなキャスト陣なんですよね。1話50分ほどの全8話と、ネトフリドラマのわりには低カロリーなのも高ポイント。
お話としては、山崎賢人演じる「有栖」ら3人が突然人が誰もいないディストピアと化した渋谷で命懸けのゲームに参加することになるというお話。この世界に巻き込まれたのは自分たちだけじゃないと知り、元の世界に戻るためにゲームに参加していく、、
うっすい表現を使わせていただくと、カイジとかインシテミルとかGANTZみたいな感じ。人ばったばた死んでいくし、結構血もぶしゃぶしゃなので、ネット配信じゃないとできないよねってところに踏み込んだな〜と感じました。
ゲームはトランプのマークでジャンル分けされていて、数字が大きくなるほど難易度が高い仕組み。どんなゲームなのかはエントリーしないとわからない。その中でもハートのゲームは人の心を弄ぶ精神しんどい系なのですが、アリスは3話でさっそくハートの7に挑むことになり、まあこれがきつい。ﾝまぁああああぁキツい。山崎賢人があんなに絶叫してんの初めて観た。ちょっとうるさいぐらい。藤原竜也もびっくりなくらい。
ここのしんど〜いゲームを乗り越えて、土屋太鳳ちゃん演じるウサギとタッグを組んで行動するようになるのですが、その先でたどり着いたのが“びーち”という名の楽園(？)。
ここで出てくるキャラがまぁ〜濃い。もうちょい3次元向けのキャラデザにしようぜってくらい濃い。濃すぎてちょっと冷めちゃう。ウサギと仲里依紗のカツラ違和感すごすぎるのもちょっと冷めちゃう。けど金子ノブアキ様は毎度おなじみ髭ロン毛で教祖さま演じてて最高だし、虹郎くんは銀髪でアイメイク濃いめなのめちゃ似合ってるし、青柳翔ぱいせんは元軍隊ゴリマッチョが様になりまくってるあたりさすがでございました。クレジット見るまで青柳パイセンだって気づけなかったくらい。前もっとシュッとしたイケ髭オジだったよね？？？あとはあれだね、サムネイルで採用されてビジュだけで話題集める彼。彼の役名「ラスボス」なんすよ。おもしろ。
んまぁ、見終わった今、カイジほどパンチラインもなく、GANTZほどグロくもなく、インシテミルみたいなバカバカしさもなくて、ちょっと中途半端かな〜と思ってしまったのは否めないのですが、やっと日本がネトフリで金かけてくれるようになったので、これを皮切りにどんどんおもしろコンテンツを展開してほしいな〜と思う次第です。
ネトフリドラマだと、宇宙を駆けるよだか、意外と良かったですよ。ジャニーズ推したいだけの作品かと思いきやちゃんとよかった。重岡くんいいよね。好き。
あと、これももう作品と全然関係ないけど、土屋太鳳ちゃんのアクションとかダンスとかが観れる作品無条件に好きなんですよ。爽やか青春恋愛ドラマ、みたいな太鳳ちゃんより、ドライな性格の役を演じてる太鳳ちゃんの方が断然好き。累とか人狼ゲームとか。
っは〜〜〜哀愁しんでれら楽しみ〜〜〜。
